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大将季 だいまさき
カテゴリ:くだもの
不知火と大将季の違いは微妙です。百回やって100%見分けられる人すごいです。
ファイル名:daimasaki20211011.jpg
大将季 だいまさき
「不知火(しらぬひ)」の枝変わりです。
品種登録もされています。
「しらぬひ」とは、蜃気楼のことです。
熊本県宇城市(旧宇土郡不知火町)の地名でもあります。
「甘夏」が下火になって、さて、次の品種候補を探していた不知町が、この品種に注目し、そのまま通り名で「不知火(しらぬひ)」になっています。
【 名前の由来 】
阿久根市の大野孝一さんの園地で、不知火の枝変わりを発見。1997(平成9)年のこと。
その後9年かけて育成したそうです。
名前は、大野さんの「大」と息子さんの「将季」さんの名前から名付けられました。
3代目にあたる、ご子息 将季さんご本人が運営する「おおの果樹園」楽天の通販サイトがあります。ご興味ある方は是非どうぞ。
https://item.rakuten.co.jp/f462063-akune/akune-25-26/
【 品種登録情報 】
この品種は農水省に品種登録されています。抜粋し転載。
農林水産植物の種類 Citrus L. (和名:カンキツ属)
登録品種の名称 大将季 (よみ:ダイマサキ )
登録年月日 2006/08/22
育成者権の存続期間 30年
品種登録者の名称及び住所 大野孝一 (899-1131 鹿児島県阿久根市脇本)
登録品種の育成をした者の氏名 大野孝一
この品種は、「不知火」の枝変わりであり、果形が扁球、果実の重さが重、果皮色が橙の育成地(鹿児島県阿久根市)では3月上旬に成熟するかんきつである。・・・じょうのう膜の硬さは軟、さじょうの形及び大きさは中、色は濃橙である。果汁の多少は多、甘味は高、酸味及び香気の多少は中、種子数は無、胚の数は多胚である。・・・隔年結果性は中、浮皮果の発生は無、裂果の発生及び貯蔵性は中である。「不知火」と比較して、果皮の色が橙であること等で、「清見」と比較して、果梗部の形が低カラー凹であること、果皮の色が橙であること等で区別性が認められる。
従来の不知火より果皮及び果肉色の橙色が濃い という所が、外観上の違いとされています。
苗木については、鹿児島県内のみの配布となっています。
なお、「大将季」での商標登録についてはされていないようです。
【 デコポン と しらぬひ と 大将季 】
「デコポン」と「不知火」の違いについては、拙文を参照ください。
https://tikuwapop.com/sozaiDetail.php?num=512&words=%E3%81%A7%E3%81%93%E3%81%BD%E3%82%93
JA熊本果実連のHPに、デコポン商標について注意書きがありますので、いちどお目通しください。
https://3kj.jp/about/trademark.php
「青果については、日本園芸農業協同組合連合会傘下の農業団体(JA)及び柑橘生産のある農業団体(JA)に限り許諾」とあります。
また、この呼称を使用する場合、糖度が13度以上、酸度が1.0%以下の基準を満たしている必要があります。
たまに聞かれる質問があります。
「しらぬひ」として販売されているものは、「デコポン」とどこが違うのか?そっくりじゃないかというものです。
品種としては、どちらも同じもの というのが答えになります。
要は、商標使用権を持っているかどうかの問題です。
個人で販売する場合は、系統の流通ではないので、「でこぽん」名は、使用できません。
再掲になりますが、「大将季」は品種名で、デコポンと不知火とは区別されます。
202110改
202602改






