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伊予柑 いよかん|心にチクっとささるワードで作る「ちくわPOP(ちくわぽっぷ)」|農産物直売所やスーパーの青果売り場の活性化に!農に特化したPOPが無料!!

伊予柑 いよかん

カテゴリ:くだもの

かつては温州ミカンに次いで栽培が盛んだった柑橘。

ファイル名:202103011.jpg

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伊予柑  いよかん


科:ミカン科 Rutaceae

属:ミカン属 Citrus
種:イヨカン C. iyo



山口県がルーツですが、愛媛県に渡り、現在は9割以上が愛媛県産になっています。
また、そのうち80%以上が「宮内伊予柑」ですので、市場に出ている伊予柑はかなりの確率で「宮内伊予柑」ということになります。

かつては、温州みかんに次いで多く栽培された柑橘です。1970年代に60万トンあった収穫量は、現在では20万トン以下に減少しています。



【 「普通伊予柑」 について 】


明治19年、山口県阿武郡(現在の現在の萩市椿東)の中村正路さん宅で見つかった柑橘。

九年母(クネンボ)の系統か?とされていましたが、ゲノム解析で由来が推定されています。
国立遺伝学研究所 「ミカンの親はどの品種?」
https://www.nig.ac.jp/nig/images/research_highlights/PR20170106.pdf

カイコウカン(海紅柑)とダンシー(大紅みかん)の交配。


日本海側に位置しますので、海流に乗って流れ着いた柑橘かな?と想像すると楽しくなります。

「穴門蜜柑(あなとみかん)」の名で呼ばれていました(穴戸とも)。
中村正路さんは、蚕業指導員。


この柑橘を、愛媛県松山市の三好保徳氏が、穂木を導入し、近隣に分けたことから愛媛県で栽培が広まります。

明治22年のこと。

当初は「伊予蜜柑(いよみかん)」と呼んでいたようですが、温州ミカンに似たイメージになることから、昭和5年、「伊予柑(いよかん)」と名付けたそうです。


のちに「宮内伊予柑」が出たことから、最初に見つかったものは、「普通伊予柑」と呼ばれるようになります。

「普通伊予柑」は現在では希少な存在となっています。後述。



【 宮内伊予柑 について 】


明治30年、松山市の宮内義正さん宅の園地で見つかった「普通伊予柑」の枝変わり。

現在では、出回っている伊予柑のほとんどが「宮内伊予柑」です。
「宮内伊予柑」は、豊産で、やや大きく、隔年結果性が低いことから、「普通伊予柑」からどんどん品種更新されて、現在では「宮内伊予柑」が主力になりました。
「宮内伊予柑」は昭和41年種苗登録されています。



【 その他の 伊予柑 】


その他、品種登録されているもので、宮内伊予柑の枝変わりに、「勝山伊予柑」「大谷伊予柑(ダイヤオレンジ)」があります。いずれも出回る量は極少ないと思われます。

ちょっと古いですが、2006年の農水省データを加工。

市場に出回る可能性の高い伊予柑は、「宮内伊予柑」が圧倒的に多く、「大谷伊予柑」「勝山伊予柑」などはわずかと考えてよさそうです。

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くだもの柑橘いよかん伊予柑宮内伊予柑

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